ナッシュとゲドの関係
ナッシュは幻水外伝1と2の主人公。
不幸でなければ話が進まないという凄い人。(ちょっと違う)
お約束(?)な不幸な過去をしょっていたりもする。
いい家に産まれて、でも暗殺集団に入れられて?
妹の婚約者は悪人で、命がけで戦うハメになるし。
さてナッシュの正体は・・・ハルモニア特殊工作員。
なんつーか・・・怪しさ大爆発なんですが。(苦笑)
名前は偽名だし、奥さんいるかも怪しい。私はいないと思う。
こんな、いつのたれ死ぬかわからない職業についていて、奥さんもらうかねぇ。
まぁ、普通じゃ無い奥さんならありえるかもしれませんが。
ナッシュはゲドを・・・食えないおっさんだと。
こういう職業ですからね、食えない人は多々見てるでしょう。
で、ゲドはその中でも食えなさにかけてはピカイチかと。
実力はわかるので、出来れば敵対したくないぞ、と思ってるかな。
で、ゲドはゲドで、ナッシュのこと食えない奴だと思ってるんだよ?
こういうタイプ、見てきてますからね。近い所でワイアット?
なにせハルモニア特殊工作員ですからね。一筋縄でも二筋縄でもいかないでしょう。
嫌だわー。大人の陰険漫才だなんて。(笑)
お互い深く立ち入らなければ、普通に友情築けそうですがね。
今回、ちょっと「ゲド受け」を念頭に置いたので、ヤバ気なブツが。
エロい陰険漫才が大丈夫な人だけどうぞ。
快楽と忘我の間
ゲドの体が小刻みに震える。
体の中に溜まる熱を放出するため、小さく息を呑む。
その瞬間、ナッシュはゲドの雄の根元を押さえ、無理やりにその欲求を止める。
それ以上の刺激は与えないように、体全体をゲドの上にぴたりと重ね、微動だにしない。
挿し入れたままで。
「・・・・・・・・く。」
耐えきれない熱さに、ゲドの口から苦しげな吐息が漏れる。
汗が隻眼に入って視界が霞む。
「やめ、ろ。」
ナッシュの手を避けようとゲドは手を伸ばし、ナッシュの体に紅い爪痕を残すが、ナッシュは少し眉をしかめたくらいで、全く動こうとしない。
体を重ねることになったのは、ほんの些細なきっかけからで、傭兵稼業などをしていれば、ままあることだ。
ハルモニアのエリートであるはずのナッシュがゲドに、普通の意味での性欲を抱くわけは無く、どうせ情報収集のための、または暇つぶしのための性行為だと割り切っていたが。
先ほどから何度も何度も、達する直前で止められて、神経が焼き切れそうだった。
いっそ紋章で攻撃してやろうかともしたのだが、意識を散らされてしまう。
「な・・」
名前を呼ぼうとすると、唇を塞がれる。
器用に口内を動き回るナッシュの舌。
舌をなぶられて、体が震える。
諦めて快楽に身を任せれば、吐精の直前で戻される。
もう、快楽は過負荷でしか無い。
「ゲド・・・」
朦朧とする耳元に声が落とされる。
「なんであんたは、ここにいるんだ?」
優しく、体に浸透しやすいトーンのナッシュの声。
「なんのために?」
ゲドの雄の根元を押さえたまま、ナッシュが動く。
ゲドの内側をこする、固いもの。
吐精のかなわない今では、拷問でしか無いその感覚。
「場末の・・・娼婦じゃあるまいし・・・そんな手が通用すると思うな・・・」
ともすれば飛びそうになる意識を押さえつけ、ゲドはナッシュを睨み付ける。
ナッシュが困ったような、呆れたような、微妙な表情を浮かべる。
「意外にタフなんだな、あんた。そろそろ限界かと思ったんだけど。」
酒で、性行為で忘我に導き、情報を引き出すのはよくある手段。
金でだったり、粗っぽい所では拷問という手もあるが、聞かれた本人にさえ記憶に残らないように、となると、前述の2つが一般的だろう。
「やっぱり、長生きしてるお方は一筋縄じゃ行かない。」
こんな行為の最中だというのに、肩をすくめるナッシュがおかしかった。
「無駄だ。だからもう、どけ。」
「・・・そんな潤んだ瞳で見つめられてもね。」
ナッシュは表情を引き締めた。
薄氷の目が自分を検分している。
その感覚に、ゲドの体が反応する。
「想像してたより、ずっと良いし。」
また、ナッシュが少しだけ腰を進める。
「・・・・ぅあ。」
ゲドの喉が露になる。白いそこに、ナッシュが噛みつくように口付ける。
「じゃあ、せめて聞かせて欲しいな。どうして欲しいか。」
ナッシュの指が、ことさらきつくゲドの雄を締め上げる。
「っ・・」
痛みにゲドの腰が引ける。
「誰を俺に重ねてるかは、聞かないでおくから。」
ナッシュがゲドの喉を舐め上げる。
口付けの跡は残さない。
「・・・達かせろ。」
低く掠れたゲドの声。
「・・・素直過ぎて気持ちが悪いなぁ・・・。そんなに、聞かれたく無いんだ。」
「いいから。」
「はいはい。」
ナッシュは指を離し、自分の手をゲドの両側について、容赦無くゲドを貫いた。
今まで快楽を押さえていたのか、ナッシュは余裕の無い、単純な動きを繰り返す。
単純なだけに、直接体に響く。
すぐにゲドの昂ぶりが戻る。
体の中から、熱が溢れてくる。
「・・・・・・・・く・・あ・」
「ん・」
今まで焦らされた時間が嘘のように、それこそあっという間に二人とも達していた。
汗で額に張り付いたゲドの髪を、ナッシュが指でかきあげる。
ゲドの雄を戒めていた時とはうって変った優しさで。
「食えない奴だな、お前は。」
ゲドは脱力感で動けない。散々に焦らされた性行為は体力を奪う。
だから、ゲドはナッシュの思うままにさせていた。
「あんたほどじゃないさ。」
ナッシュが口の端を上げる。
何処かで見たことのある表情。
そう、確か・・・。
思い返そうとしているうちに、ゲドの意識は闇に呑まれて行った。
「ゲド?」
ナッシュは自分の下で動かなくなったゲドの顔を見つめた。
小さな寝息が聞こえる。
「・・・これは、信用してもらってるって言えるのかね。」
傭兵は、眠れる時に眠るのが基本だが、寝首を掻かれそうな場合は何日でも起きている。
確かに自分は、今は敵では無いが。
『・・・我ながら、微妙な言い回しだ。』
自分がそうでも、所属はわからない。今はそうでも、明日はわからない。敵で無いからといって、味方とは限らない。
そんなことは、目の前で眠る男には百も承知の事実だろうが。
「おやすみ。夢に、俺に似た誰かが出てくるといいな。
それが、良い夢なのかは、わからないが。」
ナッシュの小さな呟きは、闇に紛れた。
了(2003.0608)
暗いっすよ。エロいっすよ。
なんですかこの人達!
って、お前がそう書いたんだろう〇久。
・・・はい。ごめんなさい。
謝るくらいなら書くなっ!!
・・・ああ、錯乱しております。うきゃぁ。
うちにある攻略本で、ナッシュと某氏が隣り合ってるからいけないんだ。
しかもその本だと、目の色が同じに見えるんだもん。
なんだか似てるんだもん。掴み所が無いのは風属性っぽいけど。
口調がわかんないー。この人、ゲドに対して敬語使うの? 使わなそうだよ?
だって立場的にはナッシュのほうが上なんじゃないの? どうなのその辺??
てわけで、よく調べもせずに書き逃げます。はい。 じゃっ!!
私的ゲド相関107祭り