銀河英雄伝説
元々、本好きで、図書室、図書館は何時間いても飽きないタイプな私。
学校の図書館にこの小説が入荷(?)して、普通に読み始めましたの。
評判は聞いたことあった気がしたので。
1巻序章の読み難さに四苦八苦。ほとんど読み飛ばす勢いでしたね。何度も寝そうに。
それ過ぎたら面白くて面白くて、一気に読みました。
ものごっつ泣きましたね。2巻とか7巻とか・・・(遠い目)
未来において、人類が地球を離れ宇宙で暮らしている頃。
帝国と同盟に宇宙の勢力は二分。そしてその間にある商業自治星フェザーン。
はるかなる地球はすでに人類が発祥したというだけの土地。けど、宗教によっては聖地。
帝国と同盟は長いこと戦争をやっていて。
壮大なスペースオペラ・・・・・・スペースオペラ??
壮大な、宇宙の、未来の歴史。歴史に刻まれる人物達の軌跡。
三国志が好きな人は、結構な確立でハマります。
戦略や戦術を読み飛ばす人でも、結構いけます。(私だ(^^;)
キャラは多いので、どこかに萌えキャラがいるやもしれません。(苦笑)
私のご贔屓は同盟軍第13艦隊提督ヤン・ウェンリー。
昼行灯(苦笑) まさに有事の人。
普段はぼーーーっとして、要領が悪くて教授になりきれない学者めいた風貌。
収まりの悪い黒い癖毛をくしゃくしゃとかきまわし、椅子の上にあぐらをかき、歴史の本を読みながら、
東洋系の、ちょっと眠そうな目を細めてお気に入りの紅茶にブランデーを入れて飲んでる人。
見た目と違って(?) その頭脳がはじき出す戦略と戦術は宇宙で1、2を争うっていう凄い人。
そういう点で頭が良くて(決して発明王とか薬物研究とか、そういう頭の良さでは無い)
色々先が読めてしまったり、深く読んでしまったりするんだけど、できれば無為な人でありたいと願う矛盾の人。
大好きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。(声を大)
そして、ものの見事に同盟派っす。
だって全員面白いし。(苦笑。そこで選ぶな)
イゼルローンのシーンは、何度読んでも飽きることがありません。皆好き。大好き。(声を大)
帝国の面々も、良く見ると面白い。(え?)
嫌いなわけでは決して無く、同盟が贔屓だってだけです。
帝国だとオーベルシュタインかな。あの生き様はちょっと凄い。
もちろん、腐女子になる以前は普通に楽しく読んでいたのですよ。
だがしかし。
腐女子になってしまったので(苦笑) それはそれ、これはこれ、というフィルターがっ!
腐女子モード。(苦笑)
よくあるのはラインハルトxキルヒアイス、またその逆や、双璧でしょうか。帝国だと。
肉体、というより、精神的に繋がってますよねこの人達は。
幸いというか、なんと言うか、その手の本を手にする機会は無かったので自分解釈になりますが。
ラインハルトにはキルヒアイスが必要だったのだと思います。ええ。
依存というか、片翼というか。ラインハルトだけでは前しか見えない。
ロイエンタールは、無意識ですがミッターマイヤーに憧れてたのではないかと。
羨望というか。ロイが望んでも得られないものを、ミッターマイヤーは持ってますから。
皆様大人なので、それが変な風に顕在することは無くとも、同人誌の中では・・・ふふ。(邪悪微笑)
さて同盟。っつーかヤン。(本命)
ヤンコップ、という表記を見て「逆だろー」とのたまった私は腐ってますか?(笑)
シェーンコップxヤンでしょう。シェンヤン? 中国の地方都市みたいだ。
シェーンコップはヤンのこと、かなり気に入ってますって。宇宙支配を唆すし。
女性経験多数だし、ローゼンリッター隊長は伊達じゃないっていう身体能力で、ヤンなぞあっつー間に組み敷かれてしまうに違いありません。(え?)
いえ、シェーンコップがその気になったらですけどね。
残念というか、なんと言うか、その手の本を手にする機会がございませんでした。
でも、シェーンコップがヤンを気に入ってる(そういう意味じゃ無くてもね)っていう設定の元に書かれた本は多いので、それはそれでウハウハと(笑) 楽しく。
やっぱり腐女子モードだと、総受け入るらしくて、脳内はとんでも無い所へ。
でも、どうやら聖域らしく、あまりえっちモードにならないんですよ。
ヤン提督、どノーマルだし。普通にちゃんと結婚するし。
そういう方はいじりにくいですね。
脳内だとなんていうか・・・好き好きー。というレベルで終わってるっていうか、せいぜいキスまでっていうか。
まず、コーネフxポプラン(プラトニック)を基本とし、
コーネフを失ったポプランが精神的な安定を失って、ちょっとだけヤンに甘える。(依存?)
どうして俺は、あいつに応えてやらなかったんだ、というのをヤンに許してもらう。
次に、ちょっと様子のおかしいヤン提督を気遣うユリアンxヤン。15歳差など物ともせずに(苦笑)
僕にお役に立てることがあればなんでもしますっ。という、懐いてる風で。
あと、昔っから憧れてたんです、な、アッテンボローxヤンとか。
で、やっぱり気に入ってるシェーンコップxヤンとか。
俺がいなきゃダメなんだな、という親心的なキャゼルヌxヤンとか。
皆に愛されるヤン提督が好きなようです。
だからそれが恋愛とか欲情とか行かないものでも、好き好きヤン提督、な状態が好き。
ヤンは鈍くて全然気づかないのだけど、フレデリカさんあたりが「男に負けるもんですかっ!」てな勢いでヤン提督を構い倒すのも可。むしろ萌え。
・・・だから(^^;; どうにも、モテモテなヤン提督、ハーレム状態(?)希望な模様。
ラインハルトxヤンもアリだと思ってますから、私。(え?)
田中先生の文章は結構特徴がありますね。
真似しようと思っても私には出来ませんが、多少影響を受けた点もあります。
それは、つい、数字を細かくしてしまう所。(笑)
「身内の78%はそう思ってるはずだよ。」とか。
「64個は大丈夫なんじゃない?」とか。
「5時22分辺りにね。」とか。
だからその、中途半端な数字は何っ?!(笑)
だんだんとりとめなくなってきたのでこの辺で。