お風呂イベント ギャグ編。(出演、エース&ジョーカー&ゲド)


「あ〜。極楽極楽。」
 エースが風呂の中、気持ちよさそうに体を伸ばした。
「うむ。」
 ジョーカーが満足げに頷いた。
「・・・」
 ゲドは相変わらず。

「でかい風呂ってのはいいね〜」
 エースは調子に乗って、湯を腕でかき混ぜる。お湯が揺れて、振動が他の二人へ届くほど強く。
「よさんか。 湯がこぼれる。 只でさえおぬしが入ると湯が減るのに。」
 ジョーカーが半ば呆れた口調でエースに諭す。
「はぁ? 何で減るんだ?」
「むやみにかけ湯を使うし、湯の中で暴れるし、何よりその、腹だな。」
「腹ぁ? 何を? てめぇの酒でぷよぷよになった腹の方が、よっぽどでけーじゃねーか!」
「そんなことは無い。」
「今だけ気功とかで引き締めたってバレてるぞ。
 大体、毎晩毎晩毎晩毎晩飲んでりゃ、中年太りになるのあったりめーじゃねーか。」
「わしは鍛えとる。おぬしこそ、毎晩毎晩毎晩毎晩女のケツを追いかけて、それで戦果無し、やけ酒なんてことやってるから中年太りになるんじゃぞ。」
「何ぃ?」
「何だと?」
 一触即発。大の大人が風呂の中、真っ裸でつかみ合いの喧嘩などという、ちょいとみっともないことになりそうだったその時。
「落ち着け。」
 ゲドの、ため息交じりの鶴の一声でとりあえず二人は我に帰る。

「そうだよジョーカー、大将だってでかい体してるんだから、湯が減るのは俺のせいだけじゃ無いだろ?」
「まぁそれは・・・」
 そして二人は、つい、ゲドの体をしげしげと眺めてしまった。
「大将、鍛えてありますなぁ。」
「大将、いい体してますね。」
 まさに戦士という体型のゲド。太い腕に厚い胸。
 鍛えられた筋肉は見せかけではなく、実践型。
 そしておのずと視線は腹へ。
 しっかりと6つに分かれた腹筋に、余分な脂肪など全くついていない。
「今だけ引っ込めてるってことは・・・無いですよね、やっぱり。」
 どことなく悲しそうな目で自分とゲドの腹を比べるエース。
 やっぱり、驚きつつもどことなく悲しそうな目で自分とゲドの腹を比べるジョーカー。
 そして、エースとジョーカーは見つめあい、頷きあった。

「大将、風呂上りに一杯やりませんか?」
「大将! この間俺、オリジナルメニューを作ってもらったんですよ。これがもう、バカ旨!」
「あ・・・ああ?」
 半分引きづられるようにゲドは風呂を上がった。


 その後、真の紋章のせいなのか、どんだけ食べても飲んでも全く太らないゲドと違い、
なんだかより一層体型に拍車がかかってしまった傭兵二人がいたとかいないとか。


てな感じで。どうでしょう? ベタベタですが、この3人ならベタでいいかと。
ゲドの体はそりゃ格好いいでしょう? 男でも憧れるくらい。
地味に風呂の入り方は、想像すると楽しいですよね。
エースはお子様のように、お湯をガバガバ使って体洗うの。
ジョーカーは丁寧に。髪長いしねー。
ゲドは??? 大雑把かも。 ワシワシ洗って即効つかって出るの。(カラスかよ)
風呂の時は眼帯外してるの希望。

ところで最初、ジョーカーがゲドのことを「隊長」と呼ぶようにしてたのですが、ゲーム見たら大将。
をいをい、二人して同じ呼称つかってたら、ややこしいじゃんか。誰か隊長と呼べっ!(苦笑)
ちなみにジャックとアイラがゲド隊長。クイーンはゲド。
エースも、たまに「ゲド隊長」なんだけど、ちょっと、らしくないと思ってしまふ。

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